また会う日まで。
『ううー、寒い、、』
そう、今は冬だ。
千春は白血病なので、月二回、病院に行っている。
今日は何だか暇だった。検診を受けているのだが、待ち時間が長い。
ぼーっとしていると、目の前をある少年が通り過ぎた。
すると、少年のポケットから何かが落ちた。
千春が拾いあげると、何かの紙だった。
『河原みなと 白血病』
白血病は千春と同じ病気だった。
『あの、、、!これ落としませんでしたか?』
『あ、ありがとう。』
『すいません、私も白血病なんです』
『そうなんだ。病棟と部屋は?』
『えっと、A2の7です』
『お。隣じゃん。よかったら一緒にいかん?』
『え、いいの?一緒に行こう。』
千春は2人で移動した。
『名前は?』
『千春です』
『へえ〜千春かあ。』
『俺ら隣同士だしまた話そうな!』
『うん』
それからも病院に行った時は必ずみなとと話すようになった。
そしていつしか
みなとのことを好きになっていた。
ある日、病院にいるとき。
『白血病のあの子、結構危ないらしいよ〜』
『そうそう、別の病院に移るって〜」
この話を千春は聞いていた。
『そんな、私別の病院いくの?そんなのやだ!』
そこへみなとがやってきた
『どうしたんだ?』
『私、別の病院行くことになったらしい。』
『そっか。そうなんだな。』
みなとは一瞬青ざめた顔をしていたが、すぐに、
『また、どこかで会おうよ。な?』
『うん、まあ、そうだよね。あ、離れても、手紙書くね。』
そして次の日。
あることがわかった。
別の病院に移ることになったのは千春ではなくて、みなとだった。
千春はみなとのためにあるものを作ってもってきていた。
『みなと君、これ、作ったんだけど、会えなくなった時に見て欲しいな。』
『お、サンキュー!何だこれ、野球の巾着?』
『そう、手作り。みなと君が野球が好きだって聞いたから。中に入ってるからね。』
『今度、開けるんだよな、?』
『あと、もう一つ。千春。別の病院にうつ移るのは、俺だ。』
『え、、?』
『千春、黙っててごめんな。』
千春はショックで何も言えなかった。
そこへみなとのお母さんがきた。
『もうみなと。こんなとこにいたのね。もうお迎えくるから行くわよ。』
みなとはお母さんについてって行ってしまった。
しかしみなとは行く途中でも、ごめんなと手を合わせていた。
千春はそこから逃げた。
何だかもう悲しくて。
その次の日。
病院にみなとはいなかった。
そんな。
『あとはアレが何とかしてくれるよね。』
あの日からしばらくたったある日。
千春は順調に回復していた。
今日は珍しくポストに何か入っていた。
よくみると、
『相田千春様』
と書かれていた。
差出人は、、、
『河原みなと』
千春は恐る恐る手紙を読んだ。
『千春へ
元気?
俺は新しい病院でどんどん元気になってる。
あと、あのあとアレ見たよ。すごく千春らしくて、いろいろ凄かった。
あのさ、俺千春のこと、好き。
返事くれよな。
みなとより』
千春は、涙を流していた。
それから、みなと宛に手紙を書いた。
『私も、好きだよ。』
と。
終わり
どうでしたか?
私、まだ10歳なのでアドバイスもください!
感想待ってます! ちる。さん(東京・10さい)からの相談
とうこう日:2024年6月14日みんなの答え:1件
そう、今は冬だ。
千春は白血病なので、月二回、病院に行っている。
今日は何だか暇だった。検診を受けているのだが、待ち時間が長い。
ぼーっとしていると、目の前をある少年が通り過ぎた。
すると、少年のポケットから何かが落ちた。
千春が拾いあげると、何かの紙だった。
『河原みなと 白血病』
白血病は千春と同じ病気だった。
『あの、、、!これ落としませんでしたか?』
『あ、ありがとう。』
『すいません、私も白血病なんです』
『そうなんだ。病棟と部屋は?』
『えっと、A2の7です』
『お。隣じゃん。よかったら一緒にいかん?』
『え、いいの?一緒に行こう。』
千春は2人で移動した。
『名前は?』
『千春です』
『へえ〜千春かあ。』
『俺ら隣同士だしまた話そうな!』
『うん』
それからも病院に行った時は必ずみなとと話すようになった。
そしていつしか
みなとのことを好きになっていた。
ある日、病院にいるとき。
『白血病のあの子、結構危ないらしいよ〜』
『そうそう、別の病院に移るって〜」
この話を千春は聞いていた。
『そんな、私別の病院いくの?そんなのやだ!』
そこへみなとがやってきた
『どうしたんだ?』
『私、別の病院行くことになったらしい。』
『そっか。そうなんだな。』
みなとは一瞬青ざめた顔をしていたが、すぐに、
『また、どこかで会おうよ。な?』
『うん、まあ、そうだよね。あ、離れても、手紙書くね。』
そして次の日。
あることがわかった。
別の病院に移ることになったのは千春ではなくて、みなとだった。
千春はみなとのためにあるものを作ってもってきていた。
『みなと君、これ、作ったんだけど、会えなくなった時に見て欲しいな。』
『お、サンキュー!何だこれ、野球の巾着?』
『そう、手作り。みなと君が野球が好きだって聞いたから。中に入ってるからね。』
『今度、開けるんだよな、?』
『あと、もう一つ。千春。別の病院にうつ移るのは、俺だ。』
『え、、?』
『千春、黙っててごめんな。』
千春はショックで何も言えなかった。
そこへみなとのお母さんがきた。
『もうみなと。こんなとこにいたのね。もうお迎えくるから行くわよ。』
みなとはお母さんについてって行ってしまった。
しかしみなとは行く途中でも、ごめんなと手を合わせていた。
千春はそこから逃げた。
何だかもう悲しくて。
その次の日。
病院にみなとはいなかった。
そんな。
『あとはアレが何とかしてくれるよね。』
あの日からしばらくたったある日。
千春は順調に回復していた。
今日は珍しくポストに何か入っていた。
よくみると、
『相田千春様』
と書かれていた。
差出人は、、、
『河原みなと』
千春は恐る恐る手紙を読んだ。
『千春へ
元気?
俺は新しい病院でどんどん元気になってる。
あと、あのあとアレ見たよ。すごく千春らしくて、いろいろ凄かった。
あのさ、俺千春のこと、好き。
返事くれよな。
みなとより』
千春は、涙を流していた。
それから、みなと宛に手紙を書いた。
『私も、好きだよ。』
と。
終わり
どうでしたか?
私、まだ10歳なのでアドバイスもください!
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す、すごい! こんにちは!
ハチミツです!
す、すごい感動しました!!!
最後、みなとくんから告白されるのがとってもいい!!! 12さん(福岡・12さい)からの答え
とうこう日:2024年9月20日
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