星を掬う( 単行本 )

著者名ちょしゃめい	町田そのこ
出版社しゅっぱんしゃ	中央公論新社
あらすじ	小学1年の時の夏休みに母と二人で旅に出かけた. その後､私は母に捨てられた. ラジオ番組の賞金ほしさに､ある夏の思い出を投稿した千鶴。それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る“ 恵真 ”だった。この後　母- 聖子　と再会し同居することになった千鶴. だが記憶と全く違う母の姿を見ることに.

抹茶（中学1年生）

おススメ度：

母親に捨てられたという傷で苦しみ､それに DV に合っている主人公. 登場人物一人一人の気持ちや言葉がどれもキツいし苦しくなった. 逃げ場のない閉塞感を感じた. 読み進めるのは中々しんどくなる内容だけれど最後はやっぱり感動する. 町田その子さんの作品は､ほんわかしている装丁で実はかなり重たい. ぜひ読んで欲しい.

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