RDGレッドデータガール はじめてのお使い
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荻原規子 |
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KADOKAWA |
あらすじ | 山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていたが、中学三年になった春、突然東京の高校進学を薦められる。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子深行を、(下僕として)泉水子に一生付き添わせるという。しかし、それは泉水子も知らない、自分の生い立ちや家系に関わる大きな理由があったのだ。大人気作家荻原規子の書き下ろす新シリーズ。 |

いかだ (中学3年生)
おススメ度:
本編6巻+外伝1巻。 和風ファンタジーで恋愛もあり、学園ものでもあります。 最初1巻2巻と読み進めるうちに壮大さがわかり、本当に6巻で完結するのか? と思いました。が、6巻あとがきまで読んで腑に落ちました。 背景はスケールが大きいけど、本題は主人公・泉水子が自分を変えようとする成長物語です。きっと共感できる人は多いと思います。 泉水子は山奥の神社で育った、引っ込み思案で内気な少女です。 ヒーロー役の相楽深行は、優等生の顔の裏で泉水子にあたりキツイことを言います。 最初はとても仲が良いとは言えない、ふたりの進展も見所です。 学園の皆や大人組も、ご飯が三杯食べられる程魅力的ですが、長くなりすぎるので割愛します。 酒井駒子さん(よるくまを描いた人)の表紙もとても好きです。 読んでくれたら私はとても嬉しいです。
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