2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、「1カ月に読む本の冊数」や「読みたい本の見つけ方」などについてのアンケートを実施し、1,911人から回答を得ました。
本を読むことが「大好き」と回答した子どもたちは57.5%で、「好き」と合わせると87%以上の子どもたちがマンガ以外の本も好んで読んでいることがわかりました。そのうち、69%が家族に本好きの人がいると回答しました。
また読む本を見つけるきっかけは、69.6%の子どもたちが「本屋で見つける」と回答しました。ただし「インターネットで検索する」が2位に食い込んでおり、「YouTubeからの情報を参考にする」「SNSで人気の本を読む」という声も上がっていることから、SNSが普及した現代らしい本との出会い方もあるようです。
■「読書」に関する調査レポート
「大好き」と回答した人は最も多い47.4%でした。「好き」と回答した人の数と合わせると、全体の8割以上はマンガを読むことが好きなようです。
1カ月に2~3冊のペースでマンガを読む人が多く、21.9%を占めています。「全く読まない」という人もいる一方で、3位には「16冊以上」がランクインしました。人によって、マンガを読む量は大きく異なることがわかりました。
小学生のほぼ半数は、紙媒体でマンガを読んでいる一方で、紙のマンガとあわせて電子書籍を利用する人も、31.6%いるようです。
中学生になると紙のマンガだけを読んでいる人は小学生に比べて少なく、電子書籍や両方を併用する割合が増えました。
57.5%が「大好き」と回答しました。「大好き」と「好き」を合わせると、87%以上の子どもたちがマンガ以外の本も好んで読んでいるようです。
小学生の25%以上が、1カ月に16冊以上の本を読んでいることがわかりました。
中学生では最も多い回答が「2~3冊」でした。中学生になると小学生よりも本を読む量が少なくなるようです。
小学生と中学生のどちらも「紙の本」を読む人が大多数を占め、特に中学生の回答は8割を超えました。小学生は中学生に比べて、紙と電子書籍をあわせて読む人の割合が高いこともわかりました。
小中学生で回答が異なり、小学生では「タブレット」が大多数を占めました。
一方、中学生では「スマホ」と「タブレット」がどちらも半数以上を超えました。中学生になり、スマホを持つ人が増えたことも要因のひとつかもしれません。
小中学生ともに、1位は「購入する」、2位が「学校の図書館で借りる」、3位は「図書館で借りる」でした。ただし「購入する」を選んだ小学生が42.4%なのに対し、中学生では53.7%が紙の本を購入して読んでいます。
また、学校の図書館を利用する人の割合も異なり、中学生は小学生に比べて「図書館で借りる」人が少なく、本を購入して読む人が多いことがわかりました。
「本屋で見つける」人が最も多く、続いて「インターネットで検索する」でした。
その他には、「好きなYouTuberから情報を得る」「図書館でおすすめされている本を読む」「本にはさまっているチラシの中から見つける」といった意見もありました。
66.6%が「本好きの家族がいる」と回答しました。
また、設問4で本を読むことが「大好き」「好き」と回答した人の中で「本好きの家族がいる」人は69%でした。普段から本が身近にあるという環境が、読書に対する興味や関心に影響することがあるのかもしれません。
「1ページでも良いから読んで!」と言う。
アニメ等から作品を好きになってもらって、そこから書籍版や番外編などの小説を読んでもらう
あらすじを読みたくなるように説明してみる!
その子の興味があるジャンルの本をおすすめする
まずは挿絵が多い作品から読む!
「少しだけでもいいからとにかく本に触れるようアプローチする」「興味が出そうなジャンルの本から徐々に慣れてもらう」「短編集や、イラストの多い作品など読みやすい本をすすめる」といった、読書が苦手な人に寄り添いながら本の良さを伝えようとする声が集まりました。
積極的なプレゼンで本の面白さに気づいてもらおうとする人もいれば、「本をたくさん読むとだんだん自分の中の世界が広がって、語彙力も上がっていくよ」など、読書を通じて得られるメリットをアピールする人もいました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | 読書 |
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期間 | 2025/02/04~2025/03/03 |
有効回答数 | 1911人 (うち女性:81% 男性:7% 選択なし:12%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)